宮瀬豪という男 【スタンドマイヒーローズ】
こんばんわ。ゲーム内容更新は久しぶりです。
昔フォロワーにスタンドマイヒーローズをオススメされて4thだし久々にやるか…とやりこんでストーリー読んだらズブズブ沼にハマりこんでしまった女です。本当にヤバいこのゲーム。
さて、今回はスタンドマイヒーローズの中でもトップで""ヤバい男""
宮瀬豪
という男を考えていこうかと思います。
当然ながら本編ネタバレ平気でしてる上に解釈違いもあると思われるので、心の広い方のみ閲覧しましょう。
いいですねッ!?
さて本題ですが
宮瀬豪という男、本編 ホンネ編 2章まで読んで思ったことですが、
「嘘」と「事実」
は話していても「本音」は全くと言っていいほど言わないんですよね。
なので最初1章を最後まで読んでもよくわからなかったんですよ。
だって彼「本音」を言わないから。
何を考えてるのか全くわからかったんです。当然なんですよね。だって心を閉ざして徹底的に仮面を被ったひとの「本音」なんて気づけるはずはない。(ヒントはあったんですけどね。)
泉玲もきっと彼のあのときの「本音」は今もわからないと思います。
彼の「嘘」と「事実」の間にある本人にもよく分からない「感情」が少し見えたから。そのヒントだけで彼女は彼を救うことが出来ました。
「"嘘"を少し足して"事実"と一緒に喋ると"真実性"が増す」
なんて言います。(本編にも出てきましたね。)
でも彼の場合は、
「"嘘"を多用しすぎてそこに"いる"ようでいない"虚実"の人」
と正反対のようにわたしは感じました。
何言っても薄く感じるんですよね。
そこに彼の「本音」はないから。
「本音」を言ったら壊れてしまうから。
なのでホンネ編を見て、やっと納得できました。そしてめちゃくちゃ泣きました。
さて、
泉玲という存在。
なぜ泉玲は彼を救えたのでしょう。
それは誰にも僻められず、傷つけられず、真っ当な人生を歩む人間であり、人の距離感をわかりながらそれでも挫けず一生懸命に立ち向かった心の持ち主だったからです。
これはこれを書いたわたしでも、今読んでるあなたでもなく。
紛れもなく泉玲でしか救うことができませんでした。
光で例えるならまさに【陽】
光は【影】である宮瀬豪を包みます。
何気ない団欒も風邪で寝込んで共にした時も"未来"を語ったときも。
彼女という存在を形成した環境(=人生)がなければ、彼は救えませんでした。
死を決意した人間に、生きてほしいとそんな残酷な願いを、とっさに
「……だったら、これまでの宮瀬豪は、枯れたってことにしましょう」
ーーーー中略ーーーーー
「宮瀬さんがもう駄目だって、自分を好きになれないって思ったとしても
私は宮瀬さんに水をやって、大切に手入れして、愛情を注いで……っ
また枯れても、何度でもずっと……ッ
これからもずっと、宮瀬豪と、一緒に生きていたいんです!」
………とっさに言えます?
今までの宮瀬豪のヒントで救えたのは彼女だけです。
一生懸命だったからこそ、共に生きて欲しかったからこそ、愛しい時間を過ごした彼女だったからこそ、この言葉が出たんだと思いました。
いろいろ書き足りないんですけど、あとは蛇足だしまた書きたい時書きます。
なんか本当にすごい作品に出会っちゃったなあ。
フォロワー!ありがとう!
おわり。
26
就活疲れからかなんなのか、落ち込んだりやっぱり頑張ろうと思ったりする感情の起伏(?)の波が短時間に起こってて体がついて行かないこのごろ。
Twitterとかにも書いたけど、最近思考ができなくなったり人と喋る時言葉がつっかえることが多くなったし体が動かなくて1日中横になることが多く、卒業制作が進まず履歴書もかけず…という毎日を送っています。
人の名前も思い出せなくなった。
好きだったキャラクターになんの想いもない。
乙女ゲームもしなくなった。
絵のアイデアも思い浮かばなくなった。
人と会うことが怖くなった。
鏡を見るのが怖くなった。
家族と一緒にいる空間が苦しい。
唯一やってることは毎日ソシャゲをログインすることだけ。
こんな無生産人間って生きてていいんでしょうか?生きる意識があるだけで正直苦しいです。こんな無能になるはずではなかった。
薬でどうにか落ち込みを無にしてどうにか生きてます。
生きるのって大変だなあ。
終わり。
25
なんかさー
最近なんにも楽しくないんだよね。
起きてることが苦痛っていうか。意識保つのが嫌だから寝てるっていうか。
オタクが楽しそうに話してるところ見るとクソ腹たってくる。わたしより人生楽しそうにすんな(?)
そんなんでも卒業制作はやらないといけないからちみちみやってるんだけど。終わる気はしない。
これ見るたび思うことなんだけど芸能人、声優を親しげに呼ぶ一般人とかみるオタク見るとスゲーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーモヤモヤしてくる。普通フルネームかさん付けじゃない?何様なんだよテメーは。友達でもなんでもないだろ。気持ち悪いんだよオタクがよ。普通にあだ名で声優さんの名前喋る一般人見てキッッショーーーーーーーーーーーーなって思ってしもうた。まあこれ喋ってるわたしがオタクとは違うんだ意識持ってて1番気持ち悪いんですが。マジでもやもやしてしまう。死んだ方がいいカモ。
かかりつけの心療内科行ったあとに酒買って飲んだらそういえば今日会社説明会あったな…ってなって(とりあえず……飲むか…)ってなって案の定ぶっ倒れてます今。
慣れないことはするもんじゃないね。
ツイッター見ると最近異文化コミュニティ形成されてて気持ち悪くなってしまったから近々ツイッターアカウント消しちゃうかも(消さないかも)(わかんない)(喋るな)
マジで人間もオタクも嫌いだなって思う日常。はーーーーーーー死の概念が上から降ってこないかな。
おわり
24
なんか寝れないし、ボーッとしててもつい考えごとしてグルグル思考回路巡っちゃうのでついでにブログでも更新しようと。(最近更新してなかったしね)
考えごとしちゃうのがちょっとしんどかったのでDLsiteで同人音声漁りまくってたんですけど、めちゃくちゃエッッッッなCD見つけて大興奮しました。躁鬱が激しい。
時代はやっぱりドラマCDですね。運面に翻弄された男達を聖母の如く救う気力がないんす…今…
新作ゲームも特になぁ…という気持ち。つーか積みまくって偉いことなってるから増やしたくない。どうせやらないし。
新型コロナで大学はだいたい遠隔授業なのでほぼ行かなくていいのが、精神に結構良くって。本当に大学嫌いなので、通学で馬鹿みたいに時間取られるのアホくさいし。まぁ家にいて作業してても結構これはこれで苦なんですが。パソコンがね〜…
就活もう全然。からっきしです。
自分が何になりたいのかもよくわかんないのに、面談で志高い教授のハードルが高い会話についていけず、「何…?」ってなって色々精神にキました。誰も彼もが人生に目標があると思うな。何様だお前。(え?)
酒飲んだから文章まとめられませんね。
ツイッターで乱雑に考え羅列する方が楽なんだけど最近のツイッター物騒だからいつスクショして晒されるかわかんないね。
怖いね
おわり
フォルティッシモ 感想
最初に言っておきたいんですが、わたしブログに載せる感想ってだいたい面白かったり個性溢れてたゲームを殴り書きしてる感じで書いているんですよね。それで面白かったとしても感想書いてないゲームはありますし、書いたからと言ってめちゃくちゃ気に入ってるわけでもないゲームもあります。序盤に何言ってるんだって感じですけど。
正直に言うとこのフォルティッシモというゲームは、プレイしてて苦痛でした。辛すぎて虚無になりました。個性溢れるってゲームの方向性それでいいんか?、と。お前はそれでいいんか?Spaghetti Syndromeでカシウスがあんな目に合ってる時にお前らは不倫だの同性愛だのと抜かしててそれでいいのか?(え?)
マジで苦痛で悲しかった。そんなゲームでした。基本的にあんまりブログでネガティブキャンペーンなぞしない人間でしたが久々に手を出した乙女ゲーがこんな感じでブログも更新なかなかしない中でできたネタがこれだったのでもう書かせてくれ。正直キャラの感想とかかける気がしない。キャラが絡むごとに強制スキップで飛ばしてましたからね。
風斗が「何この茶番。」ってボヤくシーンあるんですけど、完全にこっちのセリフなんですよ。攻略対象が不倫だのなんだのやってるの。何見させられてるんだ…?って感じなんですよ。得るものが何も無い………訳でも無いんですよね。アフターケアかなんか知らないけど2週目解放で月城奏汰という王道TLもの上司という最高枠が私の心を癒してくれました。このキャラいなかったらマジでわたしは一体…?と悟りを開くところでした。
まあ長々と書くのもあれなので簡単にキャラ感想書いていきたいと思います。
- 武居拓眞
- 清家涼
- 森嶋永遠
- 成本理
- 赤星瑛一郎
- 月城奏汰
この順番で攻略しました。順番とかはまあ特にないんですが、あるキャラはあるキャラに恋愛感情を持って接しているので順番前後で見る目が変わるかもしれないですね。
キャラクターの画像貼っつけてわかりやすくしようとも思いましたがサイトにバナーがありませんでした。そういうことなんです。フォルティッシモというのは。
武居拓眞
なんかわたしが最初にやるキャラって人懐っこかったり、元気キャラ最初にやっちゃうんですけど特に意味は無いと思います。いやほんと。そうだと言ってくれ。
このキャラはなんと(このゲームになんともクソも無いのですが)彼女持ちです。彼女とのノロケ話をめちゃくちゃ聞かされます(なんで?)しかしなんと彼女に立ち絵はないんですね、悲しいことに。彼女にフラれて交通事故に会い、そこで優しくした主人公に惚れるというようわからんストーリーとなっています。このゲームは大体そうです。意味がよくわかりません。badエンドはまさかの浮気です。(*^^*)
清家涼
こう…どのゲームにもいますよね、クーデレ的な立ち位置のキャラ。彼もそんな感じ。ただそれだけで終わると思ったらまさかの同性愛(というか彼限定)だったんですね。乙女ゲーに…乙女ゲーに!?まあそこは嫌悪もなにもないんでいいんですけど、畑違い持ってくるその挑戦者心は認めてあげたいなと思います。
意外と嫌いじゃありませんでした。彼のストーリーは。むしろ他の人から主人公に心を移す過程は結構好きでしたし、またそこから紡ぐ信頼とか愛情とかも嫌いじゃなかったです。多分メンバーの中では一番好きかもしれない。
森嶋永遠
11月からまたいで2月にプレイしたんでちょっと感想書けません。記憶が無い。ツンデレみたいな感じじゃなかったっけ?
成本理
こいつ………………………………………こいつホンマ…………………………………
正直好きか嫌いかで言えば嫌いですね。圧倒的に。マジでこいつに関しては「🤔❓」っていう顔でした。本気で。結婚してる女性と不倫してるって設定だけで意味がわかりませんでしたが、本編も意味がわかりませんでした。お前が愛を語るな。そしてちょっとしたキャラ設定持たせるな。なんだその目の色素が薄いって。
赤星瑛一郎
うーん。うーーーーーーーん。なんつったらいいんだろうな…この人は実のお姉ちゃんに恋愛感情持ってるんですけど、このグループまともなやつおらんのか?なんか清家のBADエンドに出てくるんですけど突然キャラ変わったみたいになるのが不満でした。それ清家の欄で書けよって感じですけど。
月城奏汰
マァァァアアアアアアーーーーー!!!!好き。王道TL漫画って感じ。鬼上司とポンコツ部下ものじゃん!しかも声、立ち絵までついちゃってるんですか!?え!?そんな豪華でいいんですか!?あなたがいなかったら虚無ゲーで終わってましたよ!あら〜ありがとうね!ここまで遠かったでしょ!ちょっとお茶でも飲んでいかない?
ここまで読んだ特異なあなた。変態ですね?
どんなゲームか気になりました?じゃあリンクでも貼っておきますよ。片恋いコントラストと同じキャラデザですがヤってるとこ正反対なのでそこのとこ気をつけてください。
公式HP
Amazonリンク
思うんですけど、時間って有限なんですよね。学生の頃みたいに言い方悪いですけどクソゲーに出会ったとこでそれ経験値にできるというか。「あ、自分はこれがクソだと感じる感性があるのか」と。でもね、それは学生のときだけです。この歳この時期この感性を持つとどれだけクソゲーを回避して人生ゲーを見つけられるか、それが大事だと思います。多分このゲームはそれが言いたかったんじゃないんでしょうかね。あとプレイ前に感想見るの毎回回避してたんだけど、他人の感想もちゃんと受け入れないとこういう目に合いますよ。
勢いで書いたので特に思い入れもないですが終わります。
今度はちゃんとしたゲームの感想かけるといいね
おわり
同じ趣味を持つオタクが無理な話
わたしと同じ趣味を持つ人間が無理になってしまった。
もちろん同じ趣味を持った特定の人が何かをやらかしたわけでもない。ただわたしの気持ちの問題である。気持ちを整理するためにもブログに残しておこうと思う。
なぜ無理になってしまったのか
いやわたしが知りたいよ。でもこうやってモヤモヤするのも本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当にイライラするので殴り書きで考えていこうと思う。
- 独占欲が強い。
多分すべてこれが原因ではないかと思う。これで話が解決するぐらいにはこの独占欲というものが強い。ただこれで終わるほどオタクってこじらせてないんですよ。
わたしは昔から、好きなもの同士が集まると、どうしてもその人よりもそのコンテンツの知識があるというマウントを取りたくなってしまうというものがあった。
- 作品そのものが好きなのであって本来のキャラ、人間に興味が湧かない
高校生の頃の話だが、わたしはバンドであるUVERworldが好きであった。曲全て網羅してるほどには本当に好きであった。ある日、同じ趣味で集まった同級生たちとライブに行ったのだが、(なんか違う……)と思いながら会話をしていた。会話というのもメンバーそのものの話である。
わたしはUVERの作り出す曲が好きなのであって、メンバーには毛ほども興味がなかった。なので誕生日がどうとか、過去にメンバーがライブ時に放ったセリフだとか、どうも話についてこれない。ちなみにLIVEの円盤も買ったことがない。本人映像に興味が無いので、同じ曲歌ってるならそらCDで良くないか?と思ってしまう。
だが、ここで独占欲が出てしまう。わたしは彼女らよりもUVERworldを知ってる期間が長いと勝手に自負していたのだ。ファン歴が長いオタクは新規なファンに葛藤しがちだがその現象だと思って良い。
どうしてもマウントを取りたいオタクだったのでボーカルのTAKUYA∞のことを「むげ」と呼んでいた、どう見てもガチ勢であるファンの会話を盗み聞きしてわたしも「むげ」と呼んでみたり、興味もないメンバーの話題にも「知ってる知ってる〜!」などと毛ほども知らないくせに乗っかったりなど、今思えば無理してたなお前は…という行動ばかりしていた。ちなみに無理しているのは相手にバレバレである。こんな羞恥に耐えられるだろうか。
ちなみに、この後、SNSでブロックされた。
脱線するが、この時のライブ、豪華で確かに凄かったがどうしてもCDで聴けば良くないか?と思っている自分がいた。そんな考え事をライブ中にしていたのだ。そして、めちゃくちゃ大好きな曲[unknown orchestra]が流れている中、そんな考え事をしていたせいで合いの手を間違えるという失態を犯してしまうのである。傍から見ればそんなこと?と思うだろうが、彼女らよりも知識があると無理していた私のとって、この間違いは何よりもトラウマになってしまった。だってあんなに知っている自慢していたのに。「曲知らないんじゃね?アイツ」と思われたに違いない。いや思ってないかもしれない。もう完全に被害妄想である。ここから今まで生きてきて咄嗟に思い出して唸り声をあげるほど辛い記憶として植え付けられてしまった。
ここからわたしは無理しないように、大好きだったUVERworldもほどほどに聴くようになった。
だが拗らせはここにとどまらなかった。
この
独占欲
というものが今もとてつもなくあって、例えばフォロワーがわたしがプレイ済のゲームを実況していたとしよう。
もうとてつもなくマウントを取りたくなってしまうのだ。本当に。
でもフォロワーにネタバレなど厳禁である。だがマウントは取りたい………と葛藤して結局マウントは取らず、モヤモヤした気持ちを抱えながらSNSを見るのである。
そして、○○(キャラ名)を愛をこめて叫ぶオタクを見てどうしても「いやわたしの方が先にプレイしたのに何全部知った口聞いてるの」と思ってしまう。本当に害悪である。お前は彼女か?これが特定のキャラなら同担拒否という部類になるのだろうが、これプレイした作品全部に起こりうるのだ。もう同作拒否と言うんじゃないのか?
さらに「新しく〇〇(タイトル)買った〜」というものもめちゃくちゃ辛いのだ。
わたしにはわたしという時間のなかゲームをプレイしている。この蓄積されたゲームの時間はかなり長いものになっていて、多分他のゲーマーよりはプレイに時間を割いたと思っている。そのなかで、まだやってない○○というタイトルの名前を出されたら、わたしは、かなり焦りを覚えてしまう。
- わたしよりプレイしたゲーム数を超えてしまうのではないか。
独占欲の派生に近いが、わたしよりもプレイした数を超えられてしまうのがとてつもなく嫌なのだ。いやもう全知全能のゲーマーじゃないんだから何言ってんだこいつ、と思うだろう。わたしも思う。でも思ってしまうものは本当に頭でわかっていてもどうしようもないのだ。だって高校時代、みなが青春して、パッキンアイスとかを友だちと分け合ったりしている中、わたしはゲームをしていたのだ。それはもう熱心に。本当に友だちというものがいなかったので昼も夜もそれはもうゲームに費やした。
そんな悲惨なオタクが、歴の浅いオタクにプレイ数を超えられるのは屈辱ではないか?
とどうしても穿った考え方をしてしまう。わたしだってしたくない。でもどうやっても思ってしまう
これが
こうやってウジウジかんがえてストレスを溜めていた結果、同じ趣味を持つ人間が無理になってしまったのではないか、と考えた。
だってどうしても独占欲が出ちゃうんだもん。
さて、これから自分の身の振り方を考えなければな…と考えている。いつまでもこんな独占欲という名のデカ声ガイジになって他人に気を使わせてしまう人間になってしまうのか?
それだけは避けたい。わたしだって仲間が欲しいだけだったのだ。
おわり
片恋いコントラスト ―collection of branch― 感想
フォロワ〜に以前、「サイコ〜な日野聡がやりたい」とボヤいたところ片恋いコントラストやったら?と言われ、「確かに日野聡氏出とるやんけ〜〜!!」と思い、近所の駿河屋で偶然安い片恋いコントラストが売ってあり(陰謀?)速攻で購入仕り候。
この作品、萌えがちょっとズレるとある意味恐怖します…
この作品、珍しく個別ルートという概念が存在しないんですね。好感度によって見られるイベントがあったりしますが、基本的には、
序章→初恋編→傷恋編→三角関係→個別end
といった流れで進みます。悪い言い方で一本道となりますが、2週目要素として彼sideのイベントがあったりして「あの時、あんなこと思ってたんだ〜!」といった感動もあるので、特に飽きやつまらなさと言ったものは感じなかったです。お話も丁寧ですので。
第1巻 <同級生×主人公×同級生>
最初に言いますけど椎葉亜樹那(メガネのほう)が超絶好みすぎて他が霞んで思い出せません。日野聡目当てで買ったのに。本当に死にかけのゾンビになりながら(死にかけのゾンビって何?)最終的に展開が切なすぎて号泣して幸゛せ゛に゛な゛れ゛〜〜!!!!!!とオタク絶叫してしまいました。
初恋編では距離感などまるで無い椎葉亜樹那くんに巻き込まれ徐々に惚れていく過程がア〜〜〜〜〜〜^~(言葉にならない)これこれ!こういうのを待ってたんだよ!と言った感じでした。少女漫画のようで微笑ましい感じですね。しかし!傷恋編があるということはこの恋は一筋縄ではいかず……
傷恋編では、椎葉亜樹那の親友である樫永和兎に焦点を当て、初恋編で王子様という概念がとあるイベントによって剥奪し唯一(なのかは知らないけど)樫永和兎を一人の人間として見ている主人公とカレのお話。これ少女漫画だと当て馬役で絶対結ばれない運命だよな〜と思いながら椎葉亜樹那の好感度あげてました(鬼)
明らかに何かあった状態の主人公に優しく話を聞く樫永和兎くんは、その傷心を埋めようとお付き合いをしましょうと言うんですね。主人公は当然何言ってんねん!?ってなるんですが、相手も引くことなく提案をゴリゴリ押していく。ですがわたしは椎葉亜樹那の好感度あげてるんで樫永和兎になびくことはないんですよねアハハ。
三角関係編では、字面からすると主人公を取り合うの!?って感じですが、どちらかというとカレたちの過去や心の葛藤を描いていて、なぜ告白を断ったのか、なぜお付き合いしようと提案したのか、そして主人公への想いが丁寧に読むことができます。そして最大の萌えがストレスでぶっ倒れた主人公へ、椎葉亜樹那の寝込みキッス〜〜〜!!!!!ア〜〜〜〜〜〜〜!!!!!最高〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
人によっては引くんでしょうけど、三国恋戦記で玄徳に萌えたオタクは大好きでしょ、コレ。
第2巻<後輩×主人公×先輩>
個人的に恐怖の巻となります。特に後輩の檜渡鈴太朗。萌えというか執念が怖い。でもね、そんな恐怖も払拭してくれる桐坂保がマジ〜〜〜〜〜〜良。なのでこれ読んで心構えできちゃった人は桐坂保の包容力でどうか相殺してください。主観は人それぞれですので…
初恋編では主人公に一目惚れした檜渡鈴太朗。己に課した「主人公を3回見かけたら告白する」というものを達成し告白するところから関係が始まります。主人公は戸惑いますが、桐坂保の言葉を思い出して告白をお試し期間として受け入れます。ここのね〜〜2週目要素の桐坂保パイセンがマジでウオ〜〜〜!!!って感じでした。まさか自分の言葉思い出して付き合うことになるなんてね、思ってないわけですよ。桐坂保は中学生だった頃の主人公からずっと好きなんです。一途なんですよ本当に。
最初こそ初々しくお付き合いしていたんですが檜渡鈴太朗の明るい性格と主人公の暗い性格が徐々に主人公に劣等感を抱かせることになり、檜渡鈴太朗に恋をしている同級生から牽制を受けたりして、自分には恋は向いていない…と臆病になり避け始めます。そして、ある日。檜渡鈴太朗はその同級生と出かけ、なんと同級生は頬にキスをし、見かけた主人公はボロボロになって逃げ出しました。いや〜〜ダメだろ檜渡鈴太朗。鈍感でもやっていいこと悪いことありますしね、お前に桐坂保を避難する権利はないのだよ。(2週目でのイベント) その場にいた桐坂保は追いかけて主人公を慰め、そのまま傷恋編へ。この時の桐坂保、対応が神運営なんですよ。本当にいい男〜〜〜!!!
傷恋編では、もう恋はしないと決意した主人公と、ずっと主人公を想っていた桐坂保の話なんですが、グイグイ来るけど決して主人公を不快にはさせないこの男……!この不快にさせない押せ押せがたまらんのですよ。まあ好きキャラだからかもしれんけど。(方言)お弁当を食べるときは主人公を追いかけ一緒に食べる桐坂保〜〜〜〜〜カワヨ〜〜〜〜!!寒い屋上で食べようとする主人公に寒いな〜〜〜とかいいつつ一緒に食べようとするの可愛いでしょ。かわいいじゃん。臆病になった主人公を優しく心溶かしていく桐坂保の最高シナリオです。ちょいちょい挟まれる執念の男、檜渡鈴太朗の騙し討ち(え?)があったりしますが…。同級生に頼んで、主人公が断れない形で保健室に誘導させ、無理矢理にでも対話しようとするその心意気、主人公ちゃんが檜渡鈴太朗好きじゃなかったらマジで恐怖だよ!?わかってんの!?
三角関係編では、時が経ち2年になった主人公はようやく恋に前向きになったと思いきや、続投する生徒会でまさかの元カレ檜渡鈴太朗が生徒会に入るとかいうトンデモイベント。これには桐坂保もわたしもビックリ。ガチで個人的に執念が怖い。嫌われてもいいから主人公との接点が欲しいんだろうなあ。これ気まずいし好きじゃなかったら最悪でしょ。意外とメンタルの強い主人公。そんなこんなで主人公にアピールしまくる二人で、まさに三角関係って感じのイベントでした。最後は文化祭の最終日にどちらを選ぶかーー。
あれ?第1巻より多く書いてない?椎葉亜樹那のこと忘れてないよ!
ガチで良
第3巻<先生×主人公×転校生>
いや〜〜〜〜〜〜この1巻2巻の感想書いてる時3巻全く手をつけてなかったんですけど、やられました。楡居凪という男。マイナスから入る乙女ゲサイコ〜〜〜〜じゃん楽し〜〜〜!!!!!!楽しすぎて2週目含め約5時間で終わってしまいましたね。2巻クッッッッソ時間かかったのはなんだったんだ。いつ楡居凪が出るんだ!?出るんだ!?という楽しみでそのままのスピードで終わらせてしまいました。
初恋編ではコンビニのシールを集める紙を偶然拾った主人公とその持ち主である先生、楠見清孝との物語です。どちらもお互い変わった人間だな、と思いながらたびたび偶然に会い、ちょっと話をして終わる仲でした。後半になるにつれ赤点を取りまくった主人公は1:1の補講授業に加え、図書館で特別授業をするまでになります。ていうかね〜〜〜3巻モブがうるせえうるせえ。楠見先生は女子生徒から人気があるようで、主人公は妬まれ噂にされてしまいます。怖くなって主人公はやめようと提案し、先生はちょっと尖った言い方をして解散しちゃうんですよね。2週目じゃないとマジでこの男何考えてんのかわからない…… ですがそんな先生に惹かれ始めていく主人公。思うんですけど、学園もののゲームって先生が割と攻略でいますが、先生に刺さったこと無いんですよねぇあたし。。。
そんなこんなで「え!?」なイベントもありつつ(え?)告白する前から先生にやんわり言葉で拒絶され傷恋編へーー。
第3巻の初恋編、傷恋編は恋愛云々よりキャラに焦点を重点的に置いている感じがしました。なので第2巻での初恋編でもうコリゴリじゃーー!!な主人公ちゃんでしたが第3巻では、意外と強く(寝込んだりはしましたが)、新学期だしギクシャクしないように頑張ろう!といった感じで、恋に臆病になった面は薄く感じました。
傷恋編では転校生という設定もありクラスも上がり2年。担任は楠見清孝とかいう気まずい中、初手から印象悪い楡居凪(にれい なぎ)。彼は序章での主人公と同じ、友だちはいらない、付き合いもめんどくさい。といった感じの子です。こういうマイナスから入るのがア!!!!乙女ゲームだ!!!!となりますよね〜〜〜〜〜!!!!!友だちはいらないとかいいつつ、主人公に勉強を見たり、意外と話しかけたり、お見舞いに来たり…と人の良さも相見えます。彼は同じマドナイというラジオのリスナーでもあり、接点薄そうに見えて意外と共通点があります。お互い、親密になった友だちは初めてで、そこから芽生える恋……がすごく良かった。もう本当に丁寧に描かれていて、ツンツンするのも全然不愉快なツンではないし、等身大の男子高校生が楡居凪という男の子です。告白も今の相棒という関係を崩したくない…でもこの芽生えた恋はどうしようもできない…そんな面が2週目の彼sideで現れています。
三角関係では文化祭のイベントがメインで、どちらの好感度が高いかで見れるイベントが多々あります。眞泉さんの「修羅場は避けたいから…」という明らかな三角関係イベフラグは必見です。というか三角関係のギスギスしたイベント多くね!?多いよ!!楽しいけど!!三角関係編で楡居凪の好感度を高めにすると見れるイベントで、溢れ出た恋心を抑えきれず、まだ告白を聞いていない段階で楡居凪は思わず主人公にキスをしてしまうのですが…………このときの……………
「い、今……した?」
「した、かな……」
「……一瞬だったけど、キスした、よね……?」
「したな。お前の返事を聞いてからにしたかったけど
仕方ねぇだろ? 今したかったから……」
っていう会話!!!!!!!!!!!!会話!!!!!!!!!!演技ヤバ!!!!!!!!!アアアアアアアアア!!!!!!!!
ありがとうございました。[〜完〜]
あれ?楠見清孝のこと全然書いてないね?
楠見先生も専用のイベントありますので是非購入してください。(雑)
<ボーナストラックと後日談>
ボーナストラックでは関わりあいの薄かった各巻キャラたちのワイワイシナリオとなります。ここのね、楡居凪の常識的高校生枠が本当に最高だった。あれ?椎葉亜樹那は?
Switch版では追加として後日談SSも見れます。音声なしですが、CERO:Bぐらいの爽やかストーリーでした。
<総評>
2巻でどーなることかと思ったけど本当に買って良かった。正直次の乙女ゲに移行するの辛いもん。一本道なんでしょどうせ…と思ってるあなた!一本道=ツマラナイという概念は捨てましょう!!!確かに総合するとちょっと短いかも知れませんが、下手に長くタラタラ描かれているゲームよりはるかに読みやすく丁寧で良いシナリオでした。本当に、オススメしてくれたフォロワー、ありがとう…ありがとう…
ストロボエッジが好きな別マ女子は本当に好きな部類だと思います。本当に良かった……………UI場面で特に不満を覚えることもなかったですし、選択肢スキップもあるので動作も気にならないと思います。
ここには書いてないイベントもたくさんあるので、、、!是非!是非!
片恋いコントラストをよろしくお願いします!!