てきとうに。

日常生活とかゲーム感想をつらつら書くところです。

宮瀬豪という男 【スタンドマイヒーローズ】

こんばんわ。ゲーム内容更新は久しぶりです。

昔フォロワーにスタンドマイヒーローズをオススメされて4thだし久々にやるか…とやりこんでストーリー読んだらズブズブ沼にハマりこんでしまった女です。本当にヤバいこのゲーム。

 

さて、今回はスタンドマイヒーローズの中でもトップで""ヤバい男""

 

宮瀬豪

 

という男を考えていこうかと思います。

当然ながら本編ネタバレ平気でしてる上に解釈違いもあると思われるので、心の広い方のみ閲覧しましょう。

 

いいですねッ!?

 

 

さて本題ですが

宮瀬豪という男、本編 ホンネ編 2章まで読んで思ったことですが、

「嘘」と「事実」

は話していても「本音」は全くと言っていいほど言わないんですよね。

なので最初1章を最後まで読んでもよくわからなかったんですよ。

 

だって彼「本音」を言わないから。

 

何を考えてるのか全くわからかったんです。当然なんですよね。だって心を閉ざして徹底的に仮面を被ったひとの「本音」なんて気づけるはずはない。(ヒントはあったんですけどね。)

泉玲もきっと彼のあのときの「本音」は今もわからないと思います。

彼の「嘘」と「事実」の間にある本人にもよく分からない「感情」が少し見えたから。そのヒントだけで彼女は彼を救うことが出来ました。

 

「"嘘"を少し足して"事実"と一緒に喋ると"真実性"が増す」

なんて言います。(本編にも出てきましたね。)

でも彼の場合は、

「"嘘"を多用しすぎてそこに"いる"ようでいない"虚実"の人」

と正反対のようにわたしは感じました。

何言っても薄く感じるんですよね。

そこに彼の「本音」はないから。

「本音」を言ったら壊れてしまうから。

 

なのでホンネ編を見て、やっと納得できました。そしてめちゃくちゃ泣きました。

 

さて、

泉玲という存在。

なぜ泉玲は彼を救えたのでしょう。

 

それは誰にも僻められず、傷つけられず、真っ当な人生を歩む人間であり、人の距離感をわかりながらそれでも挫けず一生懸命に立ち向かった心の持ち主だったからです。

 

これはこれを書いたわたしでも、今読んでるあなたでもなく。

紛れもなく泉玲でしか救うことができませんでした。

 

光で例えるならまさに【陽】

光は【影】である宮瀬豪を包みます。

 

何気ない団欒も風邪で寝込んで共にした時も"未来"を語ったときも。

彼女という存在を形成した環境(=人生)がなければ、彼は救えませんでした。

 

死を決意した人間に、生きてほしいとそんな残酷な願いを、とっさに

 

「……だったら、これまでの宮瀬豪は、枯れたってことにしましょう」

 

ーーーー中略ーーーーー

 

「宮瀬さんがもう駄目だって、自分を好きになれないって思ったとしても

私は宮瀬さんに水をやって、大切に手入れして、愛情を注いで……っ

また枯れても、何度でもずっと……ッ

これからもずっと、宮瀬豪と、一緒に生きていたいんです!」

 

………とっさに言えます?

今までの宮瀬豪のヒントで救えたのは彼女だけです。

一生懸命だったからこそ、共に生きて欲しかったからこそ、愛しい時間を過ごした彼女だったからこそ、この言葉が出たんだと思いました。

 

いろいろ書き足りないんですけど、あとは蛇足だしまた書きたい時書きます。

 

なんか本当にすごい作品に出会っちゃったなあ。

フォロワー!ありがとう!

 

 

 

 

おわり。