てきとうに。

日常生活とかゲーム感想をつらつら書くところです。

同じ趣味を持つオタクが無理な話

わたしと同じ趣味を持つ人間が無理になってしまった。

もちろん同じ趣味を持った特定の人が何かをやらかしたわけでもない。ただわたしの気持ちの問題である。気持ちを整理するためにもブログに残しておこうと思う。

 

 

なぜ無理になってしまったのか

いやわたしが知りたいよ。でもこうやってモヤモヤするのも本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当に本当にイライラするので殴り書きで考えていこうと思う。

 

  • 独占欲が強い。

多分すべてこれが原因ではないかと思う。これで話が解決するぐらいにはこの独占欲というものが強い。ただこれで終わるほどオタクってこじらせてないんですよ。

わたしは昔から、好きなもの同士が集まると、どうしてもその人よりもそのコンテンツの知識があるというマウントを取りたくなってしまうというものがあった。

 

  • 作品そのものが好きなのであって本来のキャラ、人間に興味が湧かない

高校生の頃の話だが、わたしはバンドであるUVERworldが好きであった。曲全て網羅してるほどには本当に好きであった。ある日、同じ趣味で集まった同級生たちとライブに行ったのだが、(なんか違う……)と思いながら会話をしていた。会話というのもメンバーそのものの話である。

わたしはUVERの作り出す曲が好きなのであって、メンバーには毛ほども興味がなかった。なので誕生日がどうとか、過去にメンバーがライブ時に放ったセリフだとか、どうも話についてこれない。ちなみにLIVEの円盤も買ったことがない。本人映像に興味が無いので、同じ曲歌ってるならそらCDで良くないか?と思ってしまう。

だが、ここで独占欲が出てしまう。わたしは彼女らよりもUVERworldを知ってる期間が長いと勝手に自負していたのだ。ファン歴が長いオタクは新規なファンに葛藤しがちだがその現象だと思って良い。

どうしてもマウントを取りたいオタクだったのでボーカルのTAKUYA∞のことを「むげ」と呼んでいた、どう見てもガチ勢であるファンの会話を盗み聞きしてわたしも「むげ」と呼んでみたり、興味もないメンバーの話題にも「知ってる知ってる〜!」などと毛ほども知らないくせに乗っかったりなど、今思えば無理してたなお前は…という行動ばかりしていた。ちなみに無理しているのは相手にバレバレである。こんな羞恥に耐えられるだろうか。

 

ちなみに、この後、SNSでブロックされた。

 

脱線するが、この時のライブ、豪華で確かに凄かったがどうしてもCDで聴けば良くないか?と思っている自分がいた。そんな考え事をライブ中にしていたのだ。そして、めちゃくちゃ大好きな曲[unknown orchestra]が流れている中、そんな考え事をしていたせいで合いの手を間違えるという失態を犯してしまうのである。傍から見ればそんなこと?と思うだろうが、彼女らよりも知識があると無理していた私のとって、この間違いは何よりもトラウマになってしまった。だってあんなに知っている自慢していたのに。「曲知らないんじゃね?アイツ」と思われたに違いない。いや思ってないかもしれない。もう完全に被害妄想である。ここから今まで生きてきて咄嗟に思い出して唸り声をあげるほど辛い記憶として植え付けられてしまった。

 

ここからわたしは無理しないように、大好きだったUVERworldもほどほどに聴くようになった。

 

だが拗らせはここにとどまらなかった。

 

 

この

独占欲

というものが今もとてつもなくあって、例えばフォロワーがわたしがプレイ済のゲームを実況していたとしよう。

 

もうとてつもなくマウントを取りたくなってしまうのだ。本当に。

 

でもフォロワーにネタバレなど厳禁である。だがマウントは取りたい………と葛藤して結局マウントは取らず、モヤモヤした気持ちを抱えながらSNSを見るのである。

そして、○○(キャラ名)を愛をこめて叫ぶオタクを見てどうしても「いやわたしの方が先にプレイしたのに何全部知った口聞いてるの」と思ってしまう。本当に害悪である。お前は彼女か?これが特定のキャラなら同担拒否という部類になるのだろうが、これプレイした作品全部に起こりうるのだ。もう同作拒否と言うんじゃないのか?

 

さらに「新しく〇〇(タイトル)買った〜」というものもめちゃくちゃ辛いのだ。

わたしにはわたしという時間のなかゲームをプレイしている。この蓄積されたゲームの時間はかなり長いものになっていて、多分他のゲーマーよりはプレイに時間を割いたと思っている。そのなかで、まだやってない○○というタイトルの名前を出されたら、わたしは、かなり焦りを覚えてしまう。

 

  • わたしよりプレイしたゲーム数を超えてしまうのではないか。

独占欲の派生に近いが、わたしよりもプレイした数を超えられてしまうのがとてつもなく嫌なのだ。いやもう全知全能のゲーマーじゃないんだから何言ってんだこいつ、と思うだろう。わたしも思う。でも思ってしまうものは本当に頭でわかっていてもどうしようもないのだ。だって高校時代、みなが青春して、パッキンアイスとかを友だちと分け合ったりしている中、わたしはゲームをしていたのだ。それはもう熱心に。本当に友だちというものがいなかったので昼も夜もそれはもうゲームに費やした。

そんな悲惨なオタクが、歴の浅いオタクにプレイ数を超えられるのは屈辱ではないか?

とどうしても穿った考え方をしてしまう。わたしだってしたくない。でもどうやっても思ってしまう

 

これが


f:id:ktmo0o0:20191128011459j:image

 

 

 

 

 

こうやってウジウジかんがえてストレスを溜めていた結果、同じ趣味を持つ人間が無理になってしまったのではないか、と考えた。

だってどうしても独占欲が出ちゃうんだもん。

さて、これから自分の身の振り方を考えなければな…と考えている。いつまでもこんな独占欲という名のデカ声ガイジになって他人に気を使わせてしまう人間になってしまうのか?

それだけは避けたい。わたしだって仲間が欲しいだけだったのだ。

 

 

 

 

おわり